ソフトテニスの後衛プレーヤーが身につけるべき技術を紹介します。
ソフトテニスを始めたばかりの初心者、伸び悩んでいる後衛プレーヤーの方は参考にしてみてください。
後衛の役割を理解する
まずは、後衛の役割をおさらいしましょう。
後衛は試合においてゲームを組み立てる司令塔のような役割です。
ただラリーを続けるだけが後衛の役割ではありません。
後衛は自分のショットで相手をコントロールして、自分の前衛にチャンスボールをまわすのが役割になります。
後衛に必要な技術とは
それでは、後衛に必要な技術とはなんでしょうか?
1つ目はコントロール力です。
初心者のころは速い球にあこがれる傾向にありますが、必要なのは速さではなくコントロールです。
テニスは頭を使ってポイントをとるゲームです。
1本のストロークだけでポイントをとるのは難しいです。
数回のラリーを繰り返し、相手の陣形を崩して、隙(すき)をつくのがテニスです。
相手の陣形を崩すためには、相手を動かさなければなりません。
そのために必要なものが正確なコントロール力です。
試合の中で、「ここに打てば相手はこう動くから、そのあとこっちに打てばここがガラ空きになる」と頭のなかでイメージします。
そして、それを実行するためには、イメージ通りの場所にボールを打つコントロールが必要になります。
後衛に必要な技術の2つ目が想像力です。
後衛は試合をコントロールする司令塔です。
後衛が思い通りに試合をコントロールできれば勝つのは簡単です。
そして、試合をコントロールするということは試合の展開を想像するということです。
試合の序盤は相手の実力をはかりつつ、弱点などを探っていくといいでしょう。
相手の実力がある程度わかった時点で、ラリーの展開を想像します。
こういう展開に持っていけば相手はミスするなど、具体的にどこにボールを打って、どこでポイントを取るかを想像します。
ここで想像力が豊かなほど、いろいろなな展開を考えることができます。
展開の数が多ければ多いほど、攻めのバリエーションがあるということなので、相手も混乱します。
逆に攻めのバリエーションが少ないと、相手も慣れてきて通用しなくなります。
そのため、想像力は後衛にとって必要な技術なのです。
まとめ
後衛に必要な技術はコントロールと想像力です。
コントロール、想像力ともに練習や試合経験の中で向上させることができます。
しかし、想像力に関してだけは自分よりうまい人の試合を見ることをお勧めします。
想像力に関しては他人の試合からラリーの展開などを学ぶことで自分の経験値になります。
なので、大会の決勝戦などを観戦すれば、かなりの想像力経験値となるでしょう。
また、ソフトテニスにはプロがないため、試合のDVDを入手するのは難しいです。
そんな中でも、こちらのDVDには練習メニューとともに試合で使える戦術も紹介されているのでおすすめです。
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