ソフトテニスのダブルスでは試合に勝つためには技術も大切ですが、戦略も重要になってきます。
というわけで、ダブルスの戦略紹介第1回です。
最初なので最も基本となる2つの陣形を紹介します。
(1)雁行陣
1番最初に紹介するのはダブルスにおいてもっともオーソドックスな戦略である雁行陣です。
雁行陣は一人が後衛、もう一人は前衛にポジショニングし、後衛がクロスラリーを行います。
前衛はチャンスを待ち、チャンスがあれば、ボレーやスマッシュでポイントを取るのが基本的なスタイルです。
後衛のストローク力が相手の後衛よりも明らかに上の場合は、ラリーを続けているうちに前衛にゆるいチャンスボールがくるはずです。
そのため前衛は無理にポーチに出てボレーをするよりも、確実なチャンスボールを待った方が得策です。
逆に相手の後衛のストローク力が強い場合は、前衛が積極的にボレーを狙いに行く必要があります。
または、雁行陣ではなく、ほかの戦略を取るべきです。
後衛のラリー力に自信のある場合は雁行陣を使うといいでしょう。
(2)平行陣
ペアと横並び(平行)のポジションを取ってプレーするスタイルです。
平行陣というときは基本的に二人とも前衛にいるときのことをいいます。
このスタイルは二人とも前衛にいるので、二人ともボレーまたはスマッシュを打ちます。
そのため、何回もラリーが続くことはありません。
短期決戦に持ち込みたいときや、相手の意表を突きたいときに用いるといいでしょう。
このスタイルは、相手が十分にかまえてボールを打てる状態の時は、ポイントを取られる可能性が高いので、相手の態勢が崩れたスキをついて使うと効果的です。
そのため、強力なサーブを打つと同時に二人とも前に詰めるという戦法でよく用いられます。
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