ソフトテニスの試合は必ずしも技術が高ければ勝てるわけではありません。
逆に技術が低くても勝つことはできます。
戦略を工夫して、うまく試合をコントロールすることでだれでも試合に勝てる可能性があります。
それでは、どのようにして戦略をたてればいいのでしょうか?
今回は戦略のたてかたについて紹介します。
戦略の考え方は2種類
大きく分けて戦略の考え方は2種類存在します。
・これまでの経験から考える
・自分で思いつく
この2つです。
この二つについて詳しく解説します・
これまでの経験から考える
この方法は、自分の知識の中から戦略を考えだします。
これまでに自分がやってきた試合や練習のなかで、自分が使った戦略、相手がやってきた戦略。
このほかにも、他人の試合のなかから学んだ戦略。本や雑誌、DVDなどから学んだ戦略。
これらの中から、対戦相手に有効な戦略を考えだします。
そのため、より多くの戦略を知っておいた方が有利です。
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そして、やはり技術を高めることも大切です。
なぜなら、実行できる戦略の幅が増えるからです。
戦略を知っていても、それを実行できるだけの技術がなければ意味がありません。
試合で格上に勝つためには、自分の技術で実行することができる戦略をより多く知ることが大切になります。
といっても、初心者のソフトテニスの技術はそう簡単には向上しません。
しかし、戦略の知識を増やすことは可能です。
まずは、いろいろな戦略を知ることから始めて、そのなかから自分が使いたい戦略のための技術を練習するといいでしょう。
自分でおもいつく
この方法は才能やセンスによるところが大きいです。
この場面でここに打つのか!というようなことを思いつくのはセンスの良さがあってこそできることです。
ソフトテニスでは相手の考えを先読みして行動します。
自分しか考え付かないようなコースにボールを打つことができれば、相手に先読みされることもなく、ポイントを取れる可能性が高まります。
それでは、センスがない人はこの方法は使えないかというとそうでもありません。
センスは鍛えることができます。
その方法は、「センスのいい人の試合やプレーを見ること」です。
そうすることによって、自分の中にアイデアが蓄積されていき、新しいアイデアが生まれます。
他人のプレーを参考にしないということは、すべて自分で考えだすということです。
それができる人も稀に存在します。
そういう人は生まれながらに才能があるのでしょう。しかし、そういう人でも、他人のプレーは見ることをお勧めします。
自分ひとりで考えたプレーよりも周りの複数人が考えたプレーの方がバラエティに富んでいることは明らかです。
また、他人の考え方を自分の中に取り込むことで、さらにプレーの幅が広がります。
まとめ
戦略を考えるためには、自分の中に考えるための引き出しを持っていなければいけません。
そして、その引き出しは多ければ多いほどいいです。
より多くの戦略を考えることができれば、格上との試合の時だけでなく、格下との試合の時も、安全に試合を進めることができます。
また、戦略の多さは精神的余裕にもつながります。
格上と試合をしているときに、自分の戦略が通じなかった場合に、次の戦略がなければ、どうしようもなくなります。
戦術の引き出しを多く持っていれば、一つの戦術が通じなくても、余裕をもって対処できます。
戦略の引き出しを増やすためには以下の方法を実行することがおすすめです。
・他人の試合や練習をよく観察する
・本・雑誌・DVDなどを見る
一番簡単で、お手軽なのは本・雑誌・DVDを見ることでしょう。
本・雑誌・DVDからは、他人の試合や練習を観察するよりもたくさんの戦略・アイデアを吸収することができます。
初心者の方は、まずは本・雑誌・DVDから戦略・アイデアを吸収することをお勧めします。
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