テニスにおいてもっとも打つ回数が多いショットはフォアハンドだと思われます。
フォアハンドを強化することでプレーの幅も広がり、大幅にレベルアップできます。
今回はフォアハンド強化のための練習を紹介します。
強力なフォアハンドを打つためには
強いフォアハンドを打つために重要なことは、いかに効率よくパワーをラケットに伝えるかということです。
どんなに腕力が強くても強力なフォアハンドは打てません。
強力なフォアハンドは全身の力をラケットに伝えることで打つからです。
腕力よりも脚力の方が断然強いのはわかると思います。
脚力をうまくラケットに伝えることで、腕力が弱くても強力な球を打つことができます。
どのようにラケットにパワーを伝えるのか
ラケットにパワーを伝える方法、それは「回転」です。
足からのパワーを回転エネルギーに変えてラケットにパワーを伝えます。
フォアハンドを構えた状態で右足で地面を蹴ると腰が回転すると思います。
この時、足が浮くほど地面を蹴ると安定しません。
思いっきり踏み込むイメージで足は地面から離れない程度にします。
そして腰の回転につられて肩、腕も回転するはずです。
その勢いでフォアハンドを打つことで脚力を使ったフォアハンドが打てます。
回転によりパワーを伝える際のポイントは「回転の軸」です。
回転によりパワーを伝えている途中で回転の軸がずれてしまうとパワーが分散してしまいます。
これを避けるためにしっかりとした回転の軸を作る必要があります。
回転の軸を安定させる方法
それは体幹をきたえることです。
体幹は目に見えない場所のため、きたえられているのかどうかわかりづらい場所です。
しかし、体幹をきたえることで確実にショットの威力が増します。
強力なフォアハンドを打つためには、腕立て伏せや腹筋などの筋トレよりも体幹トレーニングが効果的です。
体幹トレーニングの方法
体幹トレーニングの方法はいろいろありますが、効果が一番でるのはやはり道具を使ったやり方です。
体幹トレーニングの道具はいろいろと発売されていますがおすすめするのはバランスディスクとチューブです。
合わせて3000円もあれば買えます。
ただし、安物のバランスディスクには注意が必要です。
全然使えないものも中にはあります。
参考として私が使用しているものを紹介します。
バランスディスク⇒バランスディスクおすすめランキング
筋トレ用チューブ⇒筋トレ用チューブおすすめランキング
それでは具体的な体幹トレーニングの方法を紹介します。
まずは、バランスデスクのみを使います。
バランスデスクの上に立って、足を開いたり閉じたりするだけです。
倒れないようにバランスを取ります。
次に、チューブのみを使ったトレーニングを行います。
チューブを足につけて、足を開いたり閉じたりします。
最後に、両方を使ってトレーニングを行います。
バランスデスク上でチューブを着けた状態で足を開いたり閉じたりします。
これが結構しんどいです。
家の中で気軽にできるトレーニングなので継続してできると思います。
体幹を鍛えて強力なフォアハンドを打てるようになりましょう。
ちなみに回転を使うのはフォアハンドだけではありません。
サーブやバックハンドでも使います。
体幹を鍛えればすべてのショットがパワーアップします。
バランスディスクとチューブを使った体幹トレーニングはサッカーの長友選手のトレーナーが紹介しているものです。
ここで紹介した以外にもいろいろなトレーニング法が以下の本では紹介されています。
興味のある方は購入してみては。
ちなみにこの本にはチューブが付いてます。
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