東京都に日野第二中学校というソフトテニス強豪校があります。
この中学校のソフトテニス部初代顧問の野口さんがすごいのです。
何がすごいのかを簡単にまとめると
当時ソフトテニス部が無く、学校にテニスコートすらない。
そんな状態でソフトテニス部を作り、
公園のテニスコート2面で平日のみ練習をして、
2年後の都新人戦において女子個人優勝、女子団体優勝、男子団体4位という実績を残したのです。
そして、数年後には全国大会で優勝してしまいます。
未経験者が2年で都大会優勝
野口さんいわく、
1年目はソフトテニスの楽しさを知ってもらい、
2年目で試合のやり方を知ってもらい、
3年目で試合で勝てるようになるといいなと思い、ソフトテニスを作ったそうです。
しかし、
まさかの2年目で都大会優勝という結果が出ました。
テニス未経験者の集まりで、
練習は公園のテニスコート。(しかも土日は使えないから平日のみ)
こんな状態で2年目で都大会優勝できるなんてだれも想像していなかったと思います。
この結果のおかげで、学校にテニスコートを作ってもらえることになったそうです。
全国中学校大会優勝
学校にテニスコートができて数年後、
日野二中は全国大会優勝という快挙を成し遂げます。
全国大会で活躍する選手はほとんどがジュニア(中学校に入る前からテニスをやっている)選手です。
テニス未経験者がジュニア選手に勝つことはとても難しいです。
以下は野口さんがサイトで公開しているメッセージの一部です。
2年間でジュニアに追いつき、全国レベルに達するには練習に時間をかけなければなりません。練習量も多くなり、内容も厳しくなります。その練習に耐えるだけの体力、気力が選手に備わっているかがポイントです。体力はトレーニング等で自然とついてきますが、問題は気力だと思います。指導者やコーチに無理やりやらされている練習では、夏の全国大会まで持たず、途中でつぶれてしまいます。自分から課題を見つけ、取り組めるような機会をつくることが大切です。朝の練習や日曜日の午前中などを自主練習にあてることも必要でしょう。
最後に何よりも大切なことは、自分達の努力が必ず好結果にむすびつくことを理解させてあげることだと思います。運動センスがなくても、部員全体で力を合わせ、心をひとつに努力すれば、実力以上の力が発揮できることを実感できた子供達は、たとえ勝利しなくてもソフトテニスを続けていくでしょう。ソフトテニスとは、そんな競技です。参照元:http://komonn.sakura.ne.jp/oyaoyaoya10/HINO21.htm
練習量が大事なことはみんなわかっていると思いますが、
大事なことは、「自分から練習したくなるような環境を作ること」です。
無理矢理、練習量を増やしても全国大会で優勝できるようにはなりません。
指導方法をまとめたDVDを販売
この野口さんですが、
日野二中を全国大会優勝に導いた後も、
いろいろな学校でソフトテニスを指導して、
様々な快挙を達成しています。
インターハイ優勝などはもちろんのこと、
指導している高校生が皇后杯(全日本大会)で優勝するなどの実績があります。
大学生や社会人も出場する皇后杯で高校生は優勝したのは67年ぶりのことだそうです。
このように信じられないような実績を残してきた指導者の野口さんが監修したDVDが発売されました。
それが以下のものです。
ソフトテニス上達革命【文大杉並高校ソフトテニス部監督 野口英一 指導・監修】DVD3枚組
販売ページではこのページでは紹介しきれなかった実績や教え子の声が紹介されているので、
ぜひ見てみてください。
このDVDを見ることで、ソフトテニスのレベルが格段に上がるはずです。
値段的にはソフトテニススクールに2カ月通うくらいの値段です。
DVDとしてはかなり高めな価格ですが、
価格以上の価値は絶対にあります。
そこらへんに売っている一般的なソフトテニスの技術をまとめたDVDとは全く違います。
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